電子書籍&Amazon
電子書籍・又はAmazonで印刷発刊できる本など
紙の本が不要であれば電子書籍一択という方法もあります。
又、発注ベースで都度印刷製本発送に対応する新しいサービスも出ました。
Amazonキンドルダイレクト出版といい、一般的にはセルフ出版はこの形です。
電子書籍とは?
近年、電子書籍専門のサイトというのが登場し、最近はTVなどでCMも盛んです。
パソコンやスマホで手軽に読めて、通勤通学中に本を持ち歩く必要も無い為、すっかり定着したサービスですね。
「Amazonキンドル」「Renta」「楽天ブックス」「ebook」など現在大小40社位あると言われています。
データを提供するプラットフォームとしては、多数の会社が参入するほど人気ですが、倒産したらこれまで購入した本(データ)が読めなくなるというリスクも持っています。
しかし著作者が自分の作品を発表する場として考えると、印刷代金がかからず、在庫も抱えなくて済むという大きなメリットがあります。
ただし、それらのプラットフォームは誰でも使えるというわけでもありません。結局のところ、大手のサイトの場合、出版社のライセンス(図書コード)が無いと、電子書籍とはいえ勝手に出版できるわけではないのです。
そのかわり、広く作者を集めるデビューの場として用意されているプラットフォームなどもあるので、著作者として足がかりにしたい場合は、そういったサイトを活用することもお勧めです。
人気が出ると出版社からお声がかかり、商業出版デビューの道が開けることがあります。
Amazon印刷本
(kindleDP)
2018年にAmazonがスタートしたITを活用した画期的なシステムで、電子書籍のデータを購読希望者からの発注後に、オンデマンドでそのまま印刷製本し発送をかけてくれる仕組みです。
著作者が納品するのはデータのみで良く、紙本の在庫を持たなくてすむので、初期費用が大幅に削減できます。
セルフ出版は、基本的にこのシステムを利用した出版方法と考えてよいと思います。
販売ルートをAmazonのネット通販一択にしても良いと考えるのであれば、おすすめです。(最近楽天も同時に利用できるようになりました)
Amazonや楽天ブックスは非常に大きなプラットフォームの為倒産の心配は少ないと言えると思います。
デメリットとしては、インターネット上のプラットフォームに依存しているため、書店流通は出来ません。